横浜北リトルシニアでは野球の練習だけでなく、野球に一生懸命打ち込めるように選手たちをサポートする講習会などを定期的に開催しています。7月8日には、AEDマーケティングサービスの方を講師でグラウンドへお招きし、1年生の保護者を対象としたCPRとAEDの講習会が行われました。
講習会はAEDの取り扱い説明と実技を中心に行って頂きました。日本で心臓突然死が原因で亡くなる方は1年間に約7.9万人もいて、交通事故の18倍にもなるのだそう。少年野球においてもボールが心臓に当たる等のリスクもあることから、いつどこでそのような状況が起こったとしても、保護者がAEDを使用できるようにしておくことが求められます。
真剣にメモを取りながら講師の話を聞く保護者たち。AED使用と胸骨圧迫による生存率は約5倍に高まるのだそうです。
実技では参加者がグループに分かれ、全体の指示を出す人、胸骨圧迫をする人など、それぞれ役割分担して取り組みました。別のグループが実施している様子も見ることで、実際にこのような事態が発生した時も、冷静に対応ができるようにお互いを客観的に確認できました。
胸骨圧迫や人工呼吸、AEDを使った応急手当を出来るかという調査には、約6割の方が「出来ない」と回答しているそうです(出典:内閣府)。そのような状況が起こらないに越したことはないですが、いざ発生した時に対応できるように準備しておくこと、その重要性を教えていただきました。お忙しい中、グラウンドまで足を運んでくださった講師の鈴木さん、また準備をしてくださった執行部の皆さん、ありがとうございました。
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