【講座レポート】「食育について」〜自分の体と会話する〜
- 横浜北リトルシニア 25期
- 7月13日
- 読了時間: 2分

今回は、管理栄養士でありJASCAT公認スポーツ栄養士でもある古池久美子さんをお迎えし、「食育について」の講座を開催しました。
冒頭から引き込まれたのは、「自分の排泄の色、回数、匂いなどを観察することで、自分の体と会話ができる」というお話。普段は気にも留めないような排泄のサインにも、体調を見極めるヒントが詰まっているとのことで、多くの参加者が思わず頷いていました。
講座の中では、**「一物全体(いちぶつぜんたい)」**という考え方にも触れられました。これは、野菜であれば葉・茎・根すべてを食べるように、自然の形のまま“まるごと”いただくというもの。部分的な摂取ではなく、食材全体を取り入れることで、よりバランスの取れた栄養が得られるとのことです。
また、**「試合前には摂取すべき栄養素が変わる」**という実践的なお話も印象に残りました。
試合開始何時間前はどんな物を摂取したらよいか体の状態とタイミングに合わせた栄養の取り方が、パフォーマンスを支える鍵であると感じました。
さらに、「マグネシウムは皮膚からも吸収できる」という情報には多くの人が驚いていました。入浴剤やエプソムソルトといった形で、食事以外からも体に取り入れられるとのこと。栄養は“食べる”だけではないという新たな視点を得ることができました。
質疑応答の時間も盛り上がり、参加者一人ひとりの関心の高さが感じられる有意義な時間となりました。
貴重なお話をありがとうございました!
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